レコードバッグに、お気に入りのアルバムを入れて
大きなケースと、ジャケット、ライナーノーツ、レコードを取り出した時に吸い込む、紙とレコードの匂い。
デジタル音源にはない”吐息”のような音の深み。
レーベルシールの文字とデザイン、楽曲の順番、曲と曲の間の空白の時間…などなど、いくつもの感覚を使ってアーティストの作品を味えるのは、レコードならではの贅沢です。
お気に入りの1枚をレコードバッグに入れて、いつもとは違う場所で音楽を聴きに出かけませんか?
外で聴くと、光や音、人の気配と風の動きが混ざって、新鮮な音が楽しめますよ。
インターネット配信が主流の今こそ、レコードが欲しい!
1980年のピーク時には、邦楽のLPだけでも2億9千万枚近かったレコードの生産数量は、CDやインターネット配信の登場によって急激に低下し、2009年には10万枚にまで落ち込みました。
しかし、DJやヒップホップカルチャー拡大のタイミングで風向きが変わり、若い世代から「デジタル配信で聴いた楽曲を、レコードで持っていたい」というニーズが生まれます。レコードへの注目は徐々に広がり、以降は増加に転じて2019年には約109万枚。10年で10倍以上になっていました。
こうした動きは世界中で見られ、コロナ禍の2020年のレコードの売り上げは、日本でこそ一時的に低下しましたが、海外では売り上げを伸ばした国が多くありました。
長いひとりの時間に、レコードを聴いてリラックス過ごす人が、世界中にいたのです。
(参照)
IT mediaビジネス「ストリーミングの時代に、なぜアナログのレコードが売れているのか」
Record Store Day Japan
一般社団法人 日本レコード協会
(この画像に映っているのは、Root<UNISEX>Totebag(トートバッグ) カーペンタートートblock)
レコードと一緒に欲しい、レコードプレイヤーと、レコードバッグ!
そして、レコードと一緒に増えたのが、レコードプレイヤーとレコードバッグの選択肢です。
レコードバッグ
「レコードバッグ」は、レコード店のショッパーのような薄い袋状のものから、マチ付きでたくさん入るもの、部屋の収納を兼ねるもの、DJの人が使うようなソフトケースや、配送リュックのようなタイプなどさまざま。
マニアが喜びそうな有名店のロゴが入りレコードバッグは、普段使いできるサブバッグとしても人気です。アパレルショップがオリジナルデザインのレコードバッグを販売したり、バッグブランドとコラボレーションした商品も話題になりました。
レコードケース
バッグよりも硬質な「レコードケース」は、つまるところ「箱」。
昔は10〜20枚程度のレコードが入る、布張りの立派な箱を家庭でもよく見かけました。今はプラスティック制やウレタン入りのソフトケースの方が主流かもしれません。
機材を入れるようなごついアタッシュケース風や、下にタイヤがついたキャリータイプのレコードケースは、プロのDJっぽくてかっこいいですよね。
レコードを1〜2枚程度入れるなら、普段使いしているバッグでも十分使えます。ショルダーバッグなら落とさずしっかりと持てて安心。(この画像に映っているのは、Root<UNISEX>Shoulderbag(コンブナイロンショルダーバッグ) BOXトートkonbu)
レコードバッグを買うか、レコードが入るバッグを買うか、、
壊れやすいレコードをたくさん持ち運ぶなら、ちゃんとした「レコードケース」や「レコードバッグ」を使った方が安心です。
でも、ほんの2〜3枚をたまに持ち運ぶ程度であれば、PCバッグのようなクッション入りのトートバッグやリュックで代用できそうです。
LPレコードは、縦横約31〜32センチ。ちょっと大きめのPCバッグなら入りそうですよね。ライトなレコードユーザーには、こっちの方が手にしやすいかも。
レコードが入るおしゃれなバッグを手に入れたい
レコードを入れるなら、クッションと安定感のあるバッグがベスト(この画像に映っているのは、Root<UNISEX>Shoulderbag(コンブナイロンショルダーバッグ) BOXトートkonbu
Rootのボックストートはショルダーベルト付きのトートバッグです。
軽量なKonbu-n®︎ナイロンを使っているのでびっくりするほど軽く、ショルダー付きで、斜めがけで自転車に乗るのにもぴったり。
PCポケットはありませんが、底面にクッション入りなので、床に置いた時の衝撃が少なく、レコードを入れていても安心です。
主張しすぎない色味とシンプルなデザインがビジネスからカジュアルまで合わせやすく、通勤通学にもちょうどいい存在感です。
レコードプレイヤーは、デザインも機能も選択肢が豊富。
レコードプレイヤーは、スピーカーがセットになった銀色っぽい重厚なステレオだけでなく、インテリアによって選べるおしゃれなデザインのものがたくさん登場しています。
機能面でも、
・アウトドアでも楽しめる電池式のポータブルレコードプレイヤー
・スピーカー内臓のコンパクトなもの
・Bluetooth機能搭載のヘッドフォンやイヤフォンで聴けるもの、
・USB対応でPCやスマートフォンなどと繋いでデータ化し、他のデバイスに保存できるものなど、レコードを楽しむ自由度はさらに増えています。
サイドバッグにレコードを、トートバッグにレコードプレーヤーを
気分に合うレコードを選んだら、ポータブルのレコードプレイヤーを持って、広い空の下で聴くのもいいものです。
ボックストートにはレコード、大きなカーペンタートートには、レジャーシートとポータブルレコードプレイヤー、それからコーヒーやビールを持って、ピクニックはいかがですか?
部屋の中でじっくり聴くレコードももちろんいいものですが、遮断するもののない広い空間で聴く音楽は、頬をなでる”そよ風”のよう。思わず肩の力が抜ける心地よさがあります。
通りがかりの人と鼻歌が重なる瞬間や、レコードジャケットから話がはずむ時に、音楽のよさを改めて実感。野外フェスが自由と平和を象徴するのも、ごく自然なことだと思えます。
外にレコードを持ち出して、小さくてオリジナルなフェスをスタート!(この画像に映っているのは、Root<UNISEX>Shoulderbag(コンブナイロンショルダーバッグ) BOXトートkonbu、Root<UNISEX>Totebag(トートバッグ) カーペンタートートblock)
キャンプに、ピクニックに、べランピングにも!大好きなレコードを持って、レコードフェス開催!
2008年にアメリカで始まったレコード店をめぐるイベント「Record Store Day」は、日本でも2016年から開催されています。毎年たくさんのアーティストが、この日に合わせて新しいレコードを発表していますので、チェックしてみるといいかも。
お気に入りのレコードをバッグに入れて、誰かと体験をシェアすれば、それは一番小さなフェスの始まりです。
リアルにレコードを聴きながらオンラインで仲間と繋がる「Small Records Fest.」を楽しむのもいいですよね。