A4が入る帆布トートバッグ【お稽古トート】を持ってお気に入りの雑貨屋さんへ
少しずつ季節が移ろいゆくのを感じる今日この頃。皆さんはどんな毎日を過ごされていますでしょうか。慌ただしく過ぎ去る日々を送りながらも、空の色、雲のカタチ、風の匂い、そんなちょっとした変化にも気付ける感性を持っていたいですね。今回は私の故郷（ふるさと）でもある兵庫県丹波篠山市へ。秋の訪れを前に、ちょっと一息つきたいところ。お供してくれたのは、旧友とRootの帆布トートバッグ〈お稽古トート〉です。今日は今までにない元気なイエローをチョイス！夏の疲れを癒すべく、ゆったりとした気分で覗いていってくださいね。
ビタミンカラーを差し色に！ナチュラルなスタイルに華を添えてくれる
こちらが今日の主役、帆布トートバッグ〈お稽古トート〉です。お稽古トートの中でもパッと目を引くのがこちらのイエローではないでしょうか。Rootのホームページを見ていても、とても鮮やかに映っていますよね。これぞ、ビタミンカラー。ビタミンカラーとは、言わずもがな「ビタミンCを含む柑橘系のフルーツを連想させる元気なイメージの色を指したもの」。明るいオレンジ、イエロー、グリーンなどがその代表格でしょうか。皆さんのワードローブには、ビタミンカラーのアイテムはありますか？
ビタンカラーのバッグはすごく映えそうだけど、正直、洋服との合わせ方が難しいんじゃないか…と消極的に思われる方も中にはいらっしゃるのでは。実は、私もそうでした。が、実際にRootのお稽古トートを手に取ってみると、とても優しい発色！帆布とは思えない生地の柔らかさも手伝ってか、ビビッドな鮮やかさとは対照的なふんわりとした雰囲気さえ生まれるから不思議なのです。
ナチュラルなスタイルに華やかさをプラスしてくれるのに決して悪目立ちしない、Rootらしい馴染みやすさにホッとしました。普段ベーシックなカラーを選ぶことが多い方こそ、ビタミンカラーをアクセントに！鮮やかな色味も小物なら取り入れ易くてオススメです。
普段の装いであっても見た目は華やぎ、気分も明るくなるから一石二鳥。お洒落には遊び心も必要ですね。
帆布トートを持って丹波篠山の〈河原町妻入商家群〉を歩く、大人の週末
さて、雨も心配されたこの日。訪れたのは篠山城址から徒歩5分程度にある河原町。こちらは〈河原町妻入商家群〉と呼ばれる家並みで、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。このエリアは無電柱化も施されていて、なんだかこの通りそのものが芸術のような、そんな非日常感も楽しめます。もちろん、今現在も生活をされている民家です。間口が狭く奥行きの深い造りをした妻入りの商家が建ち並ぶ、約600m。
昔ながらの変わらない景観と、カフェや雑貨屋さん、洋服屋さん、お蕎麦屋さん、ゲストハウスなど新しい空間がより良く調和している印象。古きを残し大切にしながらも、新しい文化と上手く融合していく。年を重ねれば重ねる程、この良さがわかる様になってきました。丹波篠山ならではのゆったりとした時の流れを感じられる場所の一つでもあります。もちろん、篠山の魅力的なスポットは他にも沢山あり、この場所に限りませんが。
この後、お気に入りの雑貨屋さんへと向かいます！
帆布トートなのに軽い！中身はなくとも自立する頼もしさ
必ずお伝えしなければならないのは、手に取ってみての感想。月並みでガッカリされるかもしれませんが『軽い』です。付け加えるならば、『帆布トートなのに』とっても軽いのです。生地も固くなく、むしろ柔らかい。ゴワゴワしていない、と言えば伝わるでしょうか。とは言え、パタンと倒れることはありません。例え中身が一つも入っていなくてもしっかり自分で立てるという優れもの。
美味なる栗ソフト&黒豆ソフトのハシゴを楽しんでいる間も、ひとりお利口に待っていてくれました。安心です。
A4サイズも多めの荷物もすっきり収まるのに横から見るとスレンダー！について
お稽古トートを後ろから見てみると、とてもスレンダー。その所以は、敢えてマチをやや細めに作ってあるから。帆布トートは幾つか持っていましたが、このスレンダー感は初めてです。だからとてもコンパクト。持っていても邪魔にならず見た目もスッキリ、野暮ったくありません。対照的に横幅は広めで間口が大きめに作られているから、A4サイズもしっかり収まります。そして、たっぷり入れても出し入れがスムーズ。
お稽古トートというその名の通り、レッスンバッグとしては間違いなく活躍してくれそうですし、ノートパソコンを持ち出して外でお仕事！という日にもいいかも。もちろん今日みたいな町歩きをする休日にも、大き過ぎず小さ過ぎずのサイズ感が嬉しい。こんな風に予定外にお土産があっても安心。使えます。
ポケット付きトートバッグ「外ポケットX２、内ポケットX３」のたっぷりポケットはいつでも頼もしい味方
ポケットの数は全部で５つ。帆布トートでこのポケットの多さは珍しいそうです。確かに、内ポケットの３つは中々ないかも。二つの外ポケットにはスマホや定期、予備マスクなど出し入れが多いものを入れると便利。内ポケットには、キーケースやメガネにハンカチなど大抵の小物が収まる大きさ。よく、バッグの内ポケットは小さかったりしますが、お稽古トートの内ポケットは意外と大きめの印象。それが３つもあるから、気兼ねなく使える。とても頼りになるポイントです。
さて、いよいよ、河原町にあるお気に入りの雑貨屋さんへ。器とくらしの道具〈ハクトヤ〉さんです。
大切にしたい。こだわりの美しい三角形に作り手の想いを感じる瞬間がある
ハクトヤさんは見ているだけでも楽しいお店です。店内には暮らしに欠かせない器や道具を中心に、カゴバッグに至るまで多種多様に取り揃えられています。この日は手ぬぐい展が催されていました。
販売されている数々の器は全国の陶芸家の作品をセレクトしたもの。そう、一品一品が手作りです。このお店には作り手の気持ちが沢山溢れている気がして。モノは違えど、職人の魂は同じ。一つ一つがハンドメイドのRootに通じるものも感じられました。
職人の技といえば。お稽古トートのマチの部分にある美しい三角形。ここにも、Rootの素材へのこだわりと鞄職人の高い技術が詰まっています。カバンに限らず、作り手の想いを感じる瞬間ってありますよね。極端に言えば、誰かに作ってもらうご飯だって。
作り手の想いを感じることは、それへの愛着にも繋がるのかもしれません。そこには、職人の魂が込められているはずです。ありがとうの気持ちを持って、大切に使い続けたいですね。
外観にも癒されます。どんなものが置いてあるのかワクワクする見せ方も上手ですよね。もっとゆっくり眺めていたかったけれど、今日はここまで。
カバンは毎日使うものだから、気分を上げてくれるものを。お稽古トートで新しいこと、始めてみよう！
帆布トートバッグ〈お稽古トート〉のイエローと行く丹波篠山、いかがでしたか。〈お稽古〉という響きも手伝ってか、秋から何か新しいことを始めてみようかな？という気になった私です。ちょっとご無沙汰している趣味を再開するのもいいですね。少しの隙間時間に、自分の人生を豊かにする時間をもつこと。豊かにしようとする気持ちをもち続けることってとても大切だなと感じます。たとえ読書一つでも、自分の感性を育てる素敵な時間です。お稽古トートは、そんなトライする気持ちを後押ししてくれそうな気さえしました。カバンは毎日持つものだから、使い勝手はもちろん、より自分の気分を上げてくれるものを選んでいきたいですね。
ハクトヤさんの2階にて。この夏、なびく暖簾に惹かれたのは何故でしょう。さて、次回はどんなバッグとお出掛けしましょうか。
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