「バッグの断捨離」に重要なのはこの2つ。「今の私」と「本当に必要なもの」
「バッグの断捨離」してますか? 服や靴と同じく、バッグも「まだ使えるけど、デザインが古い」「ライフスタイルに合わない」そんな理由で、出番がなくなることはよくあります。
「今の自分に一番必要なもの」を確かめる、バッグの断捨離について考えます。
バッグの断捨離で、心もスッキリ整えて
「バッグの断捨離」は、増えすぎた鞄のコレクションを見直し、本当に必要なバッグだけを残していくこと。
ちょっとしか使わなかったバッグや、奮発したブランド品、大事な思い出の詰まったバッグなどなど…、大人になるほど、思い出と一緒に手放せないものも増えていくのでしょうか。買う時より手放す時の方が億劫だし、増えすぎると新しいものを手にするのにも二の足を踏んでしまう気がします。
「なんか最近、いろいろうまくいかないな」
そんなふうに感じた時は、「バッグの断捨離」を敢行してみるのもいいかも。
現在進行形の自分を意識しながら、バッグと心を整理していきましょう。
「捨てられない3大理由」に効く、ポジティブな理由付け
バッグの断捨離を阻む「捨てられない理由」は、おおよそこの3つ。
・まだ使える(物を粗末にしたくない)
・思い入れがある(物から記憶や感情が湧く)
・高かった(損したくない)
場合によっては、1つのバッグにこれら全部が含まれていることもあるかもしれません。
思い切って踏ん切りをつけるなら、こんな感じでいかがでしょう。
まだ使える−−−−「使えるうちに次の人にパス」
思い入れがある−−−−「呪縛から解放する」
高かった−−−−「心が離れたら、償却期間は終了!」
「まだ使える」−−−−使えるうちに次の人にパス
「またいつか使うかもしれない、昔のバッグ」「未開封のままのノベルティのエコバッグ」もしかしたら、「背伸びして買ったバッグ」もあるかも?
「だって、まだまだ使えるし」
わかります。確かにまだ使えるかもしれないけど、そのバッグが本当に価値を発揮するのは「使っている時」。
今の自分に使うタイミングがなければ、まだ使えるうちにサクッとリサイクルの輪に送りに出しましょう。
次にバッグを手にした人が、フル活用してくれるはずです。
「思い入れがある」−−−−呪縛から解放
昔ヘビロテしていたバッグや、ありがたいけど使わない“お下がり”のブランドバッグ。
旅先で衝動買いした、ご当地スーパーのショッピングバッグ。
そのバッグに詰まっているのは、多分「思い出」と「お気持ち」です。
愛おしいくらいだったら残しておいてもいいのですが、処分することに「罪悪感」を感じて残している場合は、もしかすると「モノの呪縛」に囚われているかも。
譲ってくれた人や一緒にいた人等の方が、バッグの存在をすっかり忘れている、なんてこともよくあることです。
思い出が呪いにならないよう、「これを手放したら、新しい思い出がバンバン入ってくる」そうイメージして、気持ちを入れ替えていきましょう。
「高かった」−−−−心が離れたら、償却期間は終了!
「高かったし」
わかります。でも、お金を出して買ったのは、バッグの機能やそのバッグを持つことで得られる“ライフスタイル”であって、”心の負担“ではなかったはず。使わずに置いておくことで発生する、スペースのコストやため息が出るネガティブ要素を考えると、持っているだけでむしろマイナスです。
心が離れたバッグは償却期間も終了。さらりと手放し、今の自分に合うバッグを手にした方が効率的です。
本当に大事なものを入れるバッグは、むしろ末長く付き合いたい
必要なのものを入れる基本のバッグは、良質で使いやすい、シンプルなバッグを選んでおくと、安心して長く使えます。
Rootのシンプルだけどこだわりの詰まったバッグたちは、あなたの相棒として長くお使いいただけるバッグばかりです。
ミニマルなポーチには、フラグメントケース、エコバッグと、あとはハンカチとスマホがあればOK。
他の荷物を入れるなら、レザーのワックパックか、A3トートを揃えれば完璧。
シンプルで機能性もファッション性も言うことなしの、頼れるバッグです。
自分が一番使いやすいものを厳選したら、あとは晴々と見送りを
厳選したアイテムを入れる基本のポーチと、あとは品質のいいバッグを、長く大事に使いたい。(この画像に写っているのは、Rucksack(レザーリュックサック) 和ックパックleatherと、Totebag(トートバッグ) A3トート)
Rucksack(レザーリュックサック) 和ックパックleather
さて、最小サイズの基本のバッグが決まったら、あとのバッグはあなた次第。
無理せずに使える、本当に必要なバッグを確認していきましょう。
段ボールを開けて取り出して使うバッグは、今必要な1軍バッグ。最前線で力を発揮してもらえるよう、クローゼットのベストポジションに戻します。
それ以外で残すなら、
・今のあたなを表現したり、幸せにしてくれたりする「人生の彩」のようなバッグ
・笑顔で使っている姿がイメージできるバッグ
なんかが良さそうです。
残りのバッグはそのままクッション材を被せて箱詰めを。リサイクルの伝票を貼り、次の使い手にバトンを渡して終了です。
ちなみに、
「そこにあるだけで気持ちが上がるバッグ」「母親から譲り受けた、由緒正しいバッグ」などの、自分をポジティブにしてくれたり、アイデンティティに関わるバッグは、無理して断捨離しなくても大丈夫。
価値観が変わって、「もう自分には必要ない」そう思う日がやってきたら、その時は、過去の自分の卒業式です。晴々と送り出してあげられるといいですね。
バッグの断捨離は、今の私をシンプルに見つめるいい機会。
使わないものを手放して、手元に残った自分にぴったりのバッグを大事に使うのが理想。(この画像の商品は、RootのTotebag(トートバッグ) A³petit、Ecobag(エコバッグ)♭フラット)
ちょっと前になりますが、「女性の衣類の約7割は使われていない」という調査結果がありました。つまり、持っている衣類のうち、本当に使っているのは3割くらい。全体の7割を処分して、残りの3割があれば十分生活できる、ということのようです。
バッグもまた、用途と衣類に合わせてたくさん持っているほど休眠状態になりがちなアイテムです。「3割に減らしても困らない」という人は、案外多いかもしれません。
買取、寄付、ネットオークションやフリマアプリ、そうしたサービスの代行会社もあって、服、バッグ、家、車…、あらゆるものが、循環しやすくなっています。上手に利用して、今の自分に合わせて、すっきりと暮らせるようになりたいものです。
「使わないものを手放して、手元に残った自分にぴったりのバッグを大事に使う。」
断捨離の後に、こんなスタイルが手に入れば大成功。
まずは、基本の荷物をRootのポーチに整理する。ここから始めてみませんか?